アルプス縦走にあこがれて

(旧:風と自転車と私)最近、登山が記事のメインになってきたのでブログ名変えてみました。自転車の記事もたまにあげていくと思います。

400のブルベに挑戦、そしてパンク2回。[2017年BRM神戸400]

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自転車で行って初めてみた日本海

今回は神戸400に挑戦しました。神戸を出発して鳥取砂丘をみてまた神戸に帰ってくる。

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前半はこんな感じ

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後半はこんな感じ、です。

朝7時半に神戸HATを出発、結構きつめの峠を4本、142キロ地点が最初のPC。あまりにも遠いのでそこまで休憩なしではいけないので事前に調べて79キロ地点のコンビニをまず目指すことにします。しかしこの日は大変暑い。真夏日ほどではなかったものの32度ぐらいまでいったと思います。暑さでパフォーマンが落ち(右脚の根元を痛める)、60キロ地点のコンビニでたまらず休憩。その次はさらに40キロ先のコンビニに入ります。このコンビニに入った途端、天気が一変して土砂降りになります。少し小降りになった時を狙って走ります。かなり暑かったのでちょっと降ってくれるぐらいがちょうどいいんです^^(実際、脚の痛みは治った)。が、またすぐにざあざあ降りになる。それも止んだ頃、

プッシュ〜

なんか嫌な音がする。

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なんと後ろのタイヤがパンク。パンクしにくいと言われているチューブレスなのに・・・。何をいっても仕方がない、パンクを直せないと走れない。開けてみてみると、

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今回もカット傷。チューブレスのパンクはチューブを入れて一時しのぎ的に走りますが、これだけ傷が大きいと前回の時のようにタイヤの構造自体が空気圧に耐えられずまたパンク、となりますので、タイヤブートで補強します。タイヤブートはくっつかないので位置がずれることがあり、瞬間接着剤で固定します(前回の教訓があったので今回はちゃんと持って来ました)。どっちにしてもこのタイヤはもう使えません・・・。パンク修理の最中に結構な雨が降ってくる。雨の中で、しかもチューブレスのパンク修理とかありえんわ、とぶつぶつ言いながら、でもなんとか復活。142キロ地点のPC1に無事到着します。もう夕方の4時半でだいぶ時間をとってしまいました。5時頃、土砂降りの雨に遭遇、目に当たると痛いぐらいの強い雨。それもしばらく走ると止みます。

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余部のモニュメントを撮影。そのあとも結構きつい雨が降ってくる。

PC2に着く頃にはもう真っ暗、鳥取砂丘のそばを通りますが真っ暗で何も見えない(笑)。ここからは折り返して神戸に向けて南下、緩い勾配を登っていきます。

夜11時頃、260キロ地点で後ろのタイヤに違和感が。空気量が減ってガタンガタンする。止めて触ってみると完全に空気が抜けている。2回目のパンクです。

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真っ暗の中ではパンク修理できず、数百メートル手前にコンビニがあったので手押しで戻ります。とりあえず開けてみようとするけども、チューブレスのタイヤだし、なかなか開かない>_<。

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そのうちにタイヤレバーの1本が割れて、まともにパンク修理できないことがわかりました。・・・これをみて今回はリタイヤを決断しました。悔しくてしょうがないですが。さてリタイヤするにしても、この鳥取の山奥がどこなのかわからない。コンビニの店員に最寄りの電車の駅を聞くと自転車で10分ぐらいのところに智頭という駅があるらしい。歩いて30分ぐらいか。とりあえずそこに行くしかない。

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行ってみると、待合室があって照明が煌々とついており、ミル挽きコーヒーの自販機があって始発まで過ごせそう。さらに時刻表確認すると、この駅はスーパーはくとの停車駅で三宮まで行ける。三宮まで行ければあとは東西線の電車に乗って難なく帰れる。

というわけでブルベはリタイヤでしたが、どこぞの山奥かわからないところから、あまり苦労せず生還してきました^^。

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GPSログ。途中まではルートラボのデータをちゃんとトレースしてたのに、途中でぷっつり途絶えてる。このコースは永遠に忘れないだろう。悔しすぎる(/ _ ; )

帰宅してから後ろのタイヤをバラしてみました。水が結構入っていました。それとともに砂利も入っていて、2回目のパンクは中に砂利が混ざり込んでいたために起きたものらしいと容易に推測できます。

1回目のパンクの時にタイヤブートはズレないようきっちりすることはできたけど、雨の中の作業で小さな砂利は除けず2回目のパンクにつながったように思います。自分がちゃんと出来てれば・・・と思うと余計に悔しいです(屋根のあるところに移動して作業すべきでした)。