アルプス縦走にあこがれて

(旧:風と自転車と私)最近、登山が記事のメインになってきたのでブログ名変えてみました。自転車の記事もたまにあげていくと思います。

テント泊用のリュックを買った。

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とあるアウトドアショップに行ってきました。買ってきたのは・・・

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グレゴリーのバルトロ75というやつです。事前にいろんな本を読んできたので、テント泊で登山しようと思ったら60Lぐらいのリュックは必要だよな〜、というのは思ってました。たまに街中とかでとてつもなくごついリュックを背負ってる人をみて、なんかプロっぽくてかっていいな〜とは思ってました。

でも、なんで75Lもの大容量のものを買うことになったのか?これもお話ししなければなりません。

とりあえずこういう60L以上のリュックはネットの記事をみても「大容量おすすめリュック15選!」みたいな記事があって機能とか色々レビューされてます。でも、高い買い物やし、ネットで買うの怖かったし、お店で色々聞いて買うのが一番かと。

テントと寝袋の購入の際はモンベルで色々聞いて間違いないものを選んでもらいましたが、ちょっと失敗だったかなーと思ったのが、モンベルに行くとほとんどモンベル製しかなくて、モンベル製を勧めてきますよね。でも私は色んなメーカーで比較して欲しかった。梅田の総合的なアウトドアショップで思いつくのはモンベル好日山荘と石井です。今回はモンベル以外のところの対応というか接客をみてみたいというのもありましたね。で、好日山荘はグランフロントに入っている。石井は駅前第2ビルに入っていて、石井は言い方悪いですけど泥臭い感じがしたんですよね。でも、その方が返って私には好印象で、なんかプロっぽくて、ホンマにイメージだけで決めたんですけど。

石井に行って、暫く店を物色して、ただの冷やかし客のように見せかけて(そんなことする必要もなかったけど(^^;)、タイミングを見計らって、山のことをよく知ってそうなおにーさんに声をかけます。

おにーさん曰く、リュックには靴と同じようにサイズがあって、サイズが合わないと体を痛めるらしいです。しかも同じサイズでも、靴ならEEEとか甲が高いとかでも合わないことがあるじゃないですか。リュックもそうらしいです。それが30Lぐらいなら多少合わなくてもそもまま背負い続けてもなんともなかったりしますが、60L以上だと15kgとか背負ったりするので本当にサイズ合わせをしないとやばいとか。

ちょっと上手く書けませんが、あとで石井スポーツのサイトをみたらそのようなことが書いてありました、しかもオヤジギャグで。リンク貼っときます。

で、実際にお店にあるリュックを試しに背負わせてもらうのですが、これすげー、と思ったのが、重りが用意してあって、実際に15kgを体感できるわけなんです。10kgと2kgと2kgと1kgの重りを組み合わせてリュックに入れてみて実際に背負ってみるんですね。ずっしり重いものがくるんですが、背負ってからまず前かがみになって、肩ベルトを締める→腰ベルトを締める→首の両側辺りにでてるベルトでも荷物を引き寄せるように締める、ということをします。背中とぴったり密着させて腰から背中全体で背負うような感じでしょうか。これでサイズが合わないと腰ベルトが骨のところに来なかったりして上手く背中全体で背負えずどこか一点に負荷がかかって、肩なり腰なりを痛める、っていうことらしいです。

私は最初、トリが翼を広げてるようなロゴのメーカー(オスプレーでした)のを背負ったのですが、そのあとグレゴリーを背負ってみて、おにーさん曰く、私にはグレゴリーが一番合っている、ということでした。ドイターもあったのですが、腰ベルトの成形がグレゴリーやオスプレーほどしっかりしてないとかナントカ言ってまあ特に試さずグレゴリーになっちゃいました。バルトロ75にはさらにサイズがあって、S・M・Lとあり、私にはMが合ってるみたいでした。女性用というものもあってそれは肩幅が狭く作られてたりするらしいです。

あとは、75Lをすすめてきたので私は、65Lでいいんじゃないか、+10Lもあるとはいるだけ入れてしまう、できるだけミニマムな荷物でテント泊をしたい、と言いましたが、おにーさん曰く、まー、大は小を兼ねるということではないが、65Lのリュックにぱんぱんに詰めるより75Lに65L分しか詰めない方がパッキングとしていいとか、どうしてもコレが入らなくて困るということもあるやろしとか、雨後のテントをたたむ時にきっちり畳まなくてもずぼっと入れてしまえたりそういう余裕がある方がいいとか、60Lぐらいのを買って後でもっと大きいのを買いに来る人がいて悲しいとか、聞かされました。なるほど確かにそれはそうだと思いました。あとは私がアレもコレも持っていかないように自制するだけですね。

テントを畳む話で思い出すのはロードバイク輪行した時、輪行袋をもうめんどくさいから携帯サコッシュを取り出して、その中に丸めて入れてしまえっ、っていうことになったので、まあ、似たような話があるもんです。

バルトロ75はそれ自体の重さは2.6kgもあって、他社で1.7kgとかいうものあったりするらしいんですね。でも軽いのを選んで背中なり腰なりを痛めて、これにしたら治った、という話も聞きます(【レビュー】グレゴリーバルトロ75L(2018)は背負い心地最高の体に優しい大型ザック | オーセン屋久島)。リュック選びは、まず、自分の身体(背中)に合うかどうかが重要ということですね。

・・・以下、機能を見ていきます。

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背中が逆U字に開きます。下の方にある荷物とかもとりやすそうです。

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腰のベルトのところ。めちゃガッチリしてる。

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右側にだけ水筒さすところが付いてます。これ斜めになってて背負ったまま取りやすくなってます。しかも1000mlの水筒も入っちゃいます。

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中にハイドレーション用の袋があるんですが、肩ベルトがついていて、とりだして単体でリュックになります。ベースキャンプ型の登山をするときにこれはガチで使えそうです!。しかも・・・

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本体の下の方にあるヒモ(スリーピングパッドのような、軽くて嵩張るものを外につけるためのもの?)を外して・・・

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先ほどのインナーリュックに付けて腰ベルトにできちゃうんです。めんどくさいけど(笑)。

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あとは・・・レインカバー付きですね。

とまあ、長くなっちゃいましたけど、かっこいいし、とりあえず気に入っています。リュックはリアル店舗に行って、自分の背中に合うものを選んでもらったほうがいいですね。ちょっと文章長くなりましたがそれを伝えたかったんです。あと、靴とかストックとかクッカーとか買わないといけないのだろうけど、とりあえず、インストラクターがついてくれるテント泊登山を申し込んでいて、それには、まあ一応、参加できるぐらいのモノは用意できたかと思います。