アルプス縦走にあこがれて

(旧:風と自転車と私)最近、登山が記事のメインになってきたのでブログ名変えてみました。自転車の記事もたまにあげていくと思います。

200キロの壁〜琵琶湖大橋に行ってきました〜

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走るのに精一杯で写真があまり撮れていませんm(_ _)m

100キロ、150キロというのはそれなりに走ったことあるので、もっと長距離、出来れば200キロを走ってみたいと思ってました。清滝峠を超えて大正池に行って琵琶湖大橋を渡ればそれなりに170キロぐらいは行くんとちゃうかと思って試しに行ってみることにしました。

これは「マップファン+」というアプリがなかったら出来なかった。私は、解約iPhoneはあるのだけど、ちゃんと契約したスマホを持っておらず、自分の今居るところが確認できなかった。マップファン+の地図ダウンロード機能(有料:1ヶ月400円)でオフラインでも現在地を確認することが出来、これで何度も自分の位置を確認しながら走りました。

清滝峠→大正池峠→木津信楽線→(ちょっと戻って)瀬田川→ピエリ守山・琵琶湖大橋→枚方

と進みました。私の走り方は、大体1時間毎に休憩、休憩は5分程度ですぐ出発、ということをします。今回はどの道をどう走るとかあまりちゃんと決めずに清滝と大正池峠と琵琶湖大橋は行く、ということだけしか決めていなかったので、途中で何度も自分の居場所を確認、修正しながら走りました。瀬田川をずっと走ってるつもりがいつの間にか大戸川を走ってて遠回りになって修正したりしています(笑)。

清滝峠と大正池峠はタイム計測していません。峠も長距離のうちの一部でしかなくタイムにあまり興味が持てなくなってきています(^^;

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そんなこんなで琵琶湖がみえるところまで来る頃には100キロになってて既にくたくたに疲れていますx_x。この先もうちょっと行くと琵琶湖大橋とその根元にピエリ守山があります。

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ピエリ守山でステーキをいただく。ステーキの写真も撮り忘れるほど疲れきっています。むかしネオ廃墟と言われた頃のピエリ守山を観たことがあって、再生を果たしたピエリ守山をゆっくり観たかったのですが、そそくさと出発します。

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そして琵琶湖大橋を渡りあとはまあ琵琶湖沿いに川を下り、途中で307号線に乗り換えて枚方まで行くという、皆さんと走って大体覚えている道を走りました。

終盤は体に相当疲れがきていて、休憩では手袋を外しヘルメットを脱いぎ靴も脱いで草の上に座りドリンクゼリーを飲む。ストレッチをする。体がだいぶ悲鳴をあげているのがわかる。でもすぐに出発の準備をする。こんなところで長居してはいけない。

大阪市内に入ったら自宅はもうすぐそこです。ちゃんと走っているしもちろん意識はあるのですが、何かの拍子にぶっ倒れそうなぐらい疲れていました。車道でぶっ倒れたらヤバいと思って歩道にのりハンドルの手前をもちリラックスしてのんびり走りました。

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自宅についてみると191キロ。200キロに届きませんでしたが、1日の走行距離自己記録更新^^v。しかし本当に疲れきってしまって、次の日は一日中動けず食べ物も受け付けず完全ダウンx_x。その次の日も夕方まで何も出来ず横になっていました。熱中症になったのかもしれない。

今回単独で走ったためにどこを走るかとかどこでどの位休憩するかとか全部自分のペースで決めることが出来、自分の限界とか知ることが出来、200キロぐらい走ったら自分の体がどうなるのかもよくよく分かり、その意味で大変有意義でした。

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ルートラボによる今回の高低差表です。後半はほとんど坂がなく楽をしていることが分かります。これ、仮にブルベとかで後半に厳しい登りとかあったらどうなんだろうと考えたりして、ブルベに出てみたいと常々言っていたのですが、これはちょっと今の私にはブルベなんて無理だと悟ってしまいました。。。

獲得標高という数字も今まで大して気にしなかったのですがこの単独ライドを機に意識するようになりました。例えば「獲得標高2000m」とかなら今回の自分の体で体感した感じから「ああしんどそうだなあ」とか想像できるようになったし、後半の登りは数字に依らず伊達じゃないってことも今なら何となく想像できます。

今回は大変な思いをしましたがその分得るものも大きいライドでした。