アルプス縦走にあこがれて

(旧:風と自転車と私)最近、登山が記事のメインになってきたのでブログ名変えてみました。自転車の記事もたまにあげていくと思います。

初めてのテント泊 後編

前編はこちらです↓

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電車とバスを乗り継いで集合場所までやってきました。

今回の参加者は7人、インストラクターは2人(1人は新人っぽい)てな感じで山に入ります。登山コースは、今回はちょっと険しい方の道、山岳地図でいうと破線で表されるルートを登っていきました。破線で表される登山道というのは、分かりにくい、ということです多分。インストラクターさんについていかなかったら迷うような道です。最初は沢を登って途中からは尾根伝いに歩くような感じの道でした。

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3キロ程度の道とはいえ、14kgもの荷物を背負って山を登るのは、初心者には大変キツいものがあります。また、ロープのついた岩場もあったりして、スリリングでした。それでも無事に山頂につきます。3時間ぐらいかかった?けっこう汗だくです。

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ソフトクリームあると聞き、たまらずいただく^^。

山頂から少し平行移動したところにキャンプ場があります。

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そこでキャンプを張ります。キャンプを張るところはきれいに整地され、無料のトイレもBBQできるような炊事場も、温泉もあって至れり尽くせりな感じですね。

インストラクターさんからテントの貼りかた、ロープ講習、タープの張りかたなど教えてもらいます。テントはまあ問題なく張れるのですが、森林限界を上回る風の強いテント場を想定しての貼りかたを教えてくれました。夕食はインストラクターさんが肉うどん等振舞ってくれます。

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温泉があるということなので入ってきました。普通の本格的なテント泊ならありえん話ですね(^^;。

さて、初めて外でテントを張って寝たのですが、想像以上に隣のテントの人の生活音が聞こえる。いびき・咳はもとより、何か水のようなものをこぼしてガサゴソ拭いているようだ、と分かるレベルです。あと夜中は寒いだろうなあと思っていましたがやはり寒く、寝袋はモンベルのダウンハガー800の#3ですが、普通に寒く(外気温5℃位だったと思います)、夜中に何度も起きて着増ししました。真夜中にトイレも3度ぐらい行きました。ここは無料できれいなトイレでしたが、普通のテント場なら1回100円とかが普通です多分。また、ウレタンマットの寝心地が・・・私には大変不満で・・・要はあまり寝れずに朝を迎えたということですねx_x。

朝になると鳥の鳴き声が一斉に聞こえやかましいぐらいです。キツツキの音も聞こえ、自分たちは自然の中にちょこっとだけ間借りしてるんだと思えます。

朝ごはんは、昨日のテーブルに皆さん自然と集まってきて、それぞれ思い思いの朝食を食べていました。私はお湯を入れて15分待てば出来る松茸ご飯をいただきました。

あとはテントを撤収して荷物を畳んで下るだけです。

意外と、テントもグランドシートも濡れていました。こういうものは濡れるものらしく、家に帰ってからグランドシートは汚れを拭き取って干す、テント本体も裏返して干す、ことをしないといけないです。

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金剛山の下りはずっと階段状に整備された道を下っていきます。やはり14kgほどの荷物は重くて重くて・・・でも予定よりも早く着きました。解散してからは今回一緒にツアーに参加した方々とは昼食をご一緒し、仲良くなってSNSグループまで作りました^^。

テント泊装備を背負っての沢登りや風が強い時のテントの貼り方等は、今後のステップアップを見越しての講習だったとのことです。それらのことを学べたことと、外でのテント泊を経験できたこと、仲間を得たことは大変良かったと思います。この経験を糧に次はソロテント泊に挑戦したいです。