アルプス縦走にあこがれて

(旧:風と自転車と私)最近、登山が記事のメインになってきたのでブログ名変えてみました。自転車の記事もたまにあげていくと思います。

弥山〜八経ヶ岳 前編

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行者還トンネル西口〜弥山〜八経ヶ岳〜天川川合

2019.05.03-04

5月の10連休中に、せめて近くの山でもいいからソロでテント泊をしてみたい!と思っていて、連休の前半で足りない道具を大幅に買い増ししました。そして後半にいよいよ弥山へ。電車とバスとタクシーを乗り継いで「行者還トンネル西口」という登山口まで行きます。タクシーはうまく乗り合いさせてもらいました。

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山と渓谷2018年6月号より)

山と渓谷2018年6月号に「テントで歩くベストコース50」という特集があります。その中で、弥山〜八経ヶ岳はコース定数も低く初心者向けとなっています。行者還トンネル西口を出発して弥山でテント泊、八経ヶ岳を経て帰りは天川川合です。

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タクシー乗り合いしたのはYさんとMさんという女性で、私含めて3人ともソロ登山です。二人もやはり弥山のテント場で一泊するとのことで、色々話してるうちにすぐに仲良くなりました。足さえ合えば一緒に登りましょう、となったのですが、このお二人の女性はずんずん先に行ってすぐに見えなくなってしまいました。なんせ私は前回金剛山でテント泊してるとはいえ、超のつく初心者です。

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とりあえず私もずんずん進もう・・・と思っていたらトレッキングポールの固定する部品?が折れてしまいました。トレッキングポールは伸ばす際にあまりつまみを緩めずに力ずくでしめようとしたらしたら簡単にポキっといってしまいました。まだ登り始めたばかりなので、この日もまだ先があるし、明日もあるので困ってしまいました。とりあえず適度な長さで伸びて固定された状態なのでそのまま使うことにしました。

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さて登山道はちょっと急なところもあったけど、道はわかりやすいです。

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確か、尾根まで登ったらあとはしばらく尾根伝い。

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弥山小屋近くになると階段がずっと続きます。概ね問題なく弥山に着きました。15kgのテント泊装備でもなんとかなるコースです。10時半に出発して2時ぐらい?についたと思います。

私がついた頃にはYさんもMさんも既にテントを張り終えていました(笑)。私はだいぶのんびり登山ですね。まぁ、ハイキングはちょこちょこやってましたけど、本格的な登山は初めてですし、まーそこは自分のペースでいいと思っています。

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わたしも早速テントを張ります。やはりテント場は10連休で満員です。定数30のテント場が、前日は50張も張られたそうです。

すぐ近くが山頂だから登りに行くけどどうする?と誘われました。あとでテント場で知り合った、岡山から来たガテン系男性二人組も一緒です。

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5人で軽装になって八経ヶ岳に登りました。多少険しい道もあったけど、30分ほどで山頂へ。標高が・・・1914mですね、行者還トンネル西口の登山口が1100m程度なのでそんなに標高差はないですが、2000m近くの山に登ったのは初めてですねー。

さてそれぞれがテントに戻ると何もすることがないのでまだ早いけど晩御飯を作ることにしました。小屋に水をもらいに行きます。1L100円で2Lもらいました。

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ゆるキャン第5話に出て来た同じスープパスタですね。アニメをみてからテント泊で作ってみたい、とずっと思っていたのを実現できました^^!。

その後は・・・特に何もすることもなく・・・ゲーム機(2DSLL)と本2冊を持って来ていたのですが、ゲームをしても特にハマることはなく、本もなぜか読む気がなく、8時頃には寝袋に入りました(今思えばこんなもの持って来て重量増やすんではなく、登山(というかサバイバル)に集中すべきでした~_~)。夜中に何度か目が覚めて、トイレにも2回ぐらい行ったのですが、やはりトイレも有料で1回100円です。

次の日は、Mさんと5時起き7時出発で天川川合に向かおうと約束していました。Yさんは別の方向に行く、岡山から来たガテン系男性二人は元来た道を戻るとのこと。

朝起きたら隣にテントを張っていたYさんは既に出発していてテントもありませんでした。八経ヶ岳で御来光を拝むために早く出たと思われます。

朝は時間通りに起床、そういえば、弥山の山頂を見ていなかったので行って来ました。弥山の山頂はテント場から5分ほど、つっかけでもいける道です。

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山頂には神社があります。

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そこで、人生初めての雲海を見ました。ちょっと遠くだったけどこれは感激しました。そんなこんなで朝ごはんを食べ、テントの撤収にちょっとモタモタしていたら、Mさんがやって来て、もう行く、というのです。やっぱり今日も置いてけぼりです(^^;。

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私もMさんに遅れること10分ほどで出発し、八経ヶ岳の山頂まで来ました。ここまでは昨日と同じ道です。昨日は元来た道を引き返したのですが、今日はこのまま天川川合まで向かいます。後編に続く。